「健康のために、1日1万歩」

そう言われると、ちょっと大変そうですよね。
でも、目標はもう少し控えめでもよいかもしれません。

2025年の『The Lancet Public Health』に、歩数と健康の関係をまとめた論文が掲載されました。死亡リスクについては、14の研究、約16万人のデータを解析しています。

その結果、1日7000歩の人は、2000歩の人と比べて、死亡リスクが47%低いという関連がありました。観察研究をまとめた結果なので、歩くことだけでこの差が生まれたとは言い切れませんが、なかなか大きな差です。

ただ、僕が注目したのは、グラフの形でした。

歩数が増えるにつれて死亡リスクは下がるのですが、7000歩あたりから、下がり方が緩やかになってきます。いわば、頭打ちの傾向。それ以上歩いても無意味、ということではありませんが、7000歩は一つの区切りになりそうです。

それなら、「最低7000歩が目標」でどうでしょう。

こあら先生のひとりごと

そんなことを言いましたが、今日は5572歩でした。

秘書ユナのコメント

どんまいです。

参考文献

Ding D, Nguyen B, Nau T, et al.Daily steps and health outcomes in adults: a systematic review and dose-response meta-analysis.The Lancet Public Health.2025;10(8):e668–e681.
成人の1日歩数と死亡リスクなどの健康指標との関連をまとめた、系統的レビュー・用量反応メタ解析。
論文はこちら(PubMed)
最終閲覧日:2026年9月11日