金曜勉強会の呼吸器診断スライドを作成する際、ChatGPTとCanvaを組み合わせてみた。テーマは「胸部レントゲンと症状から診断を導く」。医療スライド作成において、AIは構成とデザインを短時間で整えるが、臨床の温度は人間が補う必要がある。その実際の流れを記録する。

ChatGPTでタイトル案を作る

まず、ChatGPTに依頼してタイトル候補を出してもらう。
「緊急時に役立つ呼吸器疾患対応」や「肺炎だけじゃない!見逃せない疾患のピットフォール」など、なかなか良い案が並んだ。
最終的には「画像と症状で見抜く一手」を採用した。

Canvaで画像とテンプレートを整える

次にCanvaを開き、テンプレートを選ぶ。
きれいではあるが、右側の写真が「呼吸器診断の極意」という雰囲気に合わない。
そこでCanva内の生成AIに「胸部レントゲン」「見ている」「呼吸器内科医」と入力し、画像を作ってもらった。
表示された画像の中から、一人の医師が読影しているカットを選ぶ。
これだけで、スライド全体がぐっと臨床的な空気になる。

フォントと配色で「現場感」を仕上げる

最後にフォントを自分好みに調整。
僕はつい字を大きくしてしまう。
「プロのテンプレートなのに……」とデザイナーに言われそうだが、医師向けスライドは見やすさが最優先。
フォントサイズの大きさは、そのまま現場感の大きさでもあると思っている。

僕の現場感覚としては、スライドは「情報量」ではなく「判断の速度」を上げるための道具だ。
読めないサイズのフォント、読めない分量の文字はノイズになる。

仕上げに、スモールビジネスデザイン研究所の3色カラーパレットを使って全体を整えた。
生成AIとテンプレートデザイン、そして自分の癖。
この3つのかけ合わせが、ちょうど良いバランスを生む。

前提・分析・結論

(前提)
ChatGPTとCanvaを使えば、医療系スライドも短時間で整った見栄えにできる。

(分析)
AIが得意なのは「構成」と「雰囲気の方向付け」。
一方で、臨床のリアリティや伝えたい温度は人間が補う必要がある。
CanvaのAI画像生成機能を活用すれば、医療現場の空気感を的確に表現できる。

(結論)
AIは「代わりに作る道具」ではなく、「一緒に作る仲間」。
医療教育の現場では、AIと人間の共作がもっと自然になっていくと思う。

こあら先生のひとりごと

「スモールビジネスデザイン研究所」というサイトに、【コピペOK】おしゃれすぎる配色50選!ホームページ・ブログの見た目を一瞬で激変! という記事があって、とっても役に立つので、コピペさせてもらっています。いつもありがとうございます。


参考文献

スモールビジネスデザイン研究所.【コピペOK】おしゃれすぎる配色50選!ホームページ・ブログの見た目を一瞬で激変!https://blogdesign-recipe.com/50-three-colors-combination-ideas/(最終閲覧日:2026年3月29日)

インスタグラムならこちら(静岡こあらの臨床サポート)