医療経営士2級の試験を受けに東京に行ってきました。

今後、受験される方へのアドバイスとしては、「直前勉強の場所を決めておこう」というのがあります。グランドプリンスホテル高輪のカフェラウンジで勉強したのですが、静かに座れて良かったです。

そして重要なポイントなのが「予想問題集から出るので絶対に買って勉強」することをお勧めします。もちろん、僕は試験問題作成に何の関係もないですし、試験問題を持ち帰ることはできないので確認もしておらず、さらには試験を受けてからしばらく経っているので忘れてきているのですが、それでもやはり予想問題集から出ていたと思います。

もちろん、問題そのものは同じものは出ないです。しかしながら、出る項目はかなりの精度で予想されていると感じました。例えば、改善4原則ECRSが問題集で問われていれば、その項目は出るので(出ると思うので)勉強しておきましょう。同じ問題は出ないけれど、同じ項目は出る(と思うのです)。

あと、試験は50問・80分なのですが、確実に時間が足りません。選択肢①が正しいと確信したら、それ以降の選択肢は読まずにマークするくらいの勉強が必要だと感じました。

そして、時間が足りない状況で焦ってきた頃に、計算問題が出てきますので、ドキドキしますよ。

協会推薦テキスト全9冊、もちろん購入したけれど読めませんでした。予想問題で予想されている項目については読むべきなんだと思います。

帰りにどうするかですが、東京でダラダラするよりは、熱海駅で降りて、いまの熱海を見ておくことをお勧めします。

ちなみに合格率は30%くらいです。でも、医師国家試験などと違って、落ちてもノーダメージです。気軽に受けてみたらいいと思います。

目次 [ close ]

前提・分析・結論

(前提)
医療経営士2級は合格率30%前後の試験で、協会推薦テキスト全9冊を網羅するのは現実的ではない。

(分析)
・出題は予想問題集と重なる部分が多く、効率的に学習できる。
・試験時間は80分と短く、時間配分の工夫が必須。
・直前勉強の環境づくりが集中力を左右する。

(結論)
医療経営士2級に合格するには、予想問題集を中心に学習し、必要部分のみテキストで補う戦略が最も有効である。さらに、試験当日は「勉強場所の確保」と「時間配分の徹底」で合否が大きく左右される。